第4弾・刀剣御朱印めぐり
気持ちのいい青空のもと、第4弾・刀剣御朱印めぐりに行ってきました。
刀剣乱舞と神社仏閣が大好きなので、素敵なイベントを開催していただき、とても嬉しいです。
好きなものを一度に二度味わえる、まさに一石二鳥!
藤森神社
過去に御神刀として鶴丸国永が奉納されていましたが、盗み出されてしまったとか。
勝運と馬の神社として有名で、競馬ファンが多く訪れるようです。
お馬さん!…ん?
足元に人参が!!こういう小ネタ好きです。
鶴さんが日陰で微笑んでおられる。
特別御朱印は黒地に社紋と刀名が金字で印刷されていて、とてもかっこいいです。
鶴の判子が趣向を凝らしていて素敵ですね。
豊国神社
この唐門は桃山時代建築の国宝建造物なんですって!
正面上部に鶴の彫刻が施されているのですが、とてもリアルで圧倒されます。
ばみちゃん相変わらず美少女すぎる。
おみくじ所には巫女さんが描いた骨喰藤四郎と鯰尾藤四郎のイラストが。
可愛さに癒されますね。
宝物館
境内を散策した後は、秀吉にゆかり深い品物が展示されている宝物館へ。
その中でいくつか気になったものの感想をば。
(館内撮影禁止の警告文は見当たらなかったのですが、一応遠慮しておきました)
①豊太閤御歯
豊臣秀吉の左上第二大臼歯が綺麗な入れ物に入っています。
歯のかみ合わせ部分がかなり擦り減っていて、真っ平らになっていました。
晩年は物を噛むのにかなり苦労したんじゃないかな。
②御神号(伝 加藤清正筆)
力強い字で「豊国大明神」と書かれてあります。
清正は京都在住中、絶えず豊国社に参拝していたことが記録に残っているそうです。
健気で胸が熱くなりますね。
③秀頼8歳の手形と書
秀吉の肖像画が描かれた掛け軸に、大きな左手の手形が押されています。
なんだかすぐそこに秀頼がいるような不思議な感覚がしました。
そして掛け軸に書かれた字がとても上手!
過去に大関ヶ原展に出展されていた秀頼自筆神号も上手で驚いた覚えがあります。
あれも8歳の時のものだったような。
他にも北政所(ねね)宛の御書や、北条氏政・氏照を斬首した際の手紙など、色々展示されています。
宝物館の規模は小さいですが、たっぷり満喫できました!
粟田神社
スサノオノミコト・オオナムチノミコトを主祭神としてお祀りしている神社。
いち兄と秋田くん!
能舞台の上には干支の酉と神々たちが鎮座しております。
結ぶと鳥の形になるおみくじ。
帰りに引いていこうと思っていたのにすっかり忘れてしまいました…南無三。
流れるような美しい字の御朱印。
末社 鍛冶神社
粟田神社のすぐ近くにある末社。
三条小鍛冶宗近と粟田口藤四郎吉光、天目一筒神をお祀りしています。
建勲神社
ついに御朱印めぐり最後の神社へ!
普段まったく運動しないので、ここの石段が本当にきつかった…息を切らしながら登りきると…
宗三さん~!!不敵な笑みで出迎えてくれました。
織田信長の偉業をたたえる為、明治天皇により創建された神社です。
宗三左文字の御朱印には「蝶」の判子。
薬研藤四郎には「柄」と「鯛」の判子が押してあってフフッ…となりました。
建勲神社さん、ファン心を分かっていらっしゃる!
初めて見開き御朱印というものを頂き、感動しました。
どーん!と視界に入ってくる天下布武の龍印がとてもカッコイイです。
そして吸いとり紙には可愛らしいイラストが。
御朱印をいただく際、神社の方が気さくに話しかけてくださり、嬉しかったです。
これにて刀剣御朱印めぐりコンプリートです!
朝9時に藤森神社から開始し、建勲神社には15時に到着。
途中で結構寄り道したのですが、最後まで時間に余裕を持って行動できました。
今回の御朱印めぐりで刀剣乱舞はもちろん、京都がもっと好きになれた気がします。
また近いうちに京の軌跡スタンプラリーに参加しようと思っているので、今から楽しみです~!
東京旅行~江戸城・本丸博~
東京に住んでいた当時、何故か一度も行かなかった江戸城。
今回せっかく来たので、周辺もあわせて散策しました。
江戸城と屋敷跡
井伊家上屋敷
元々は加藤清正邸があった場所。改易となった後、井伊家上屋敷となります。
清正が掘ったと伝えられている井戸が残っており、名水井戸として知られました。
築城の名手であり、井戸掘り名人でもあったんですね。
井戸以外、特に遺構らしきものは見当たらず。
大きな石燈籠が一つあったけれど、あれは屋敷の名残りだったのかな?
外桜田門
井伊家上屋敷から徒歩8分ほどの所にあります。意外と近い!
1860年、この門外で大老井伊直弼が水戸藩脱藩士に暗殺されました。(桜田門外の変)
大手門
藤堂高虎によって築かれた正門。火災や戦火に見舞われ、何度か焼失しています。
番所
江戸城には番所が三ヶ所残っています。写真は『百人番所』と呼ばれる最大の検問所。
中之門跡
石垣が壮麗で圧倒されます!一番テンションが上がったスポット。
加藤清正が寄進した大石?
ガイドブックによると本丸へ向かう途中の石垣にあるらしいです。
それらしき大石を発見し、パシャリ。
中雀門跡
石垣はボロボロで、丸くひび割れた跡が残っていました。これは本丸御殿火災時に焼付いたものだとか。
富士見櫓
天守閣が明暦の大火(1657年)で焼失した後、富士見櫓が天守閣の代わりを務めたと伝わっています。
松の大廊下跡
浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかった廊下跡。
「殿中でござる〜!」ってやつですね。後の赤穂事件のきっかけとなりました。
天守台
天守閣は明暦の大火で焼失。翌年に天守台石垣が再建されますが、「太平の世に天守閣は時代遅れ。街の復興が先でしょ!」と言う事で天守閣再建は断念され今に至ります。
天守台石垣に焼跡が見受けられたので調べてみました。どうやら1863年の大火によるものらしい。江戸は本当に火事が多いですね。
小天守には井戸が備わっていて、籠城に対する備えもあったみたい。
梅林坂
白梅と紅梅のコントラストがとても綺麗でした。梅ってこんなに早くから咲くんですね。
上記以外にも江戸城内外は見ごたえのあるスポットが多くて楽しかったです!
珍しい果物や花が沢山植えられていたので、今度は緑生い茂る季節に行きたいな。
無料ガイドがあると聞いていたのですが、行った日は丁度お休み…。
意気消沈して休憩所に入ると『皇居東御苑セルフガイドブック』(800円)を見つけ即購入。
今回の散策で大いに役立ちました。おすすめの一冊です。
本丸博
江戸城を堪能した翌日は本丸博へ。
入り口からはお香の香りが漂い、言い知れぬ興奮を感じつつ、いざ入場!
金襖の間
春夏秋冬をテーマに刀剣男士たちが襖に彩られており圧巻です!
襖の背景も凝っていて、キャラが生き生きしていました。
季節ごとにお香袋が置いてあり、それぞれ香りを楽しめます。
私は夏の香りが一番好きだったな。
祝画の間
二周年祝賀絵はどれも美しく、ずっと眺めていたかったです。
特に歌仙兼定のイラストが雅さと色っぽさ両方兼ね備えていて最高でした。水も滴る良い文系!
ただ、混雑の為じっくり見れなかったのが残念。一周年祝賀絵同様、画集として出してほしいです。
他にも色んな展示があって見応えがありました。
地方での開催が決定したので、都合が合えばもう一回行きたいかも。
戦利品
お守り型香袋が買えなかったけれど、まずは満足です。
ランチ
池袋にある『はちくまカフェ』にて。
蜂蜜をたっぷりかけて頂くフレンチトーストは優しい味でした。
あっという間の一泊二日の旅でした。
東京は何度来ても楽しくて、もう一度住みたいぐらい。
今度来るときは下町巡りとかしてみたいな。