岩国に行った話
猫との遭遇
広島旅行2日目は岩国にやってきました。
錦帯橋を渡る前に河原を散策。
人馴れしてる猫ちゃん発見!
家で飼っている猫そっくりで、一緒に岩国旅行に来たみたいでテンション上がる~!
岩合さん的な写真を目指してみる。
もふもふかわいい〜〜!!!
猫ちゃんと30分ほど戯れてました。
観光客から餌をもらっているのかな。
なかなかのわがままボディ。
錦帯橋
ここからは岩国のボランティアガイドさんと一緒に巡っていきます。
橋の裏
目加田家住宅
吉川広家が岩国に移封された時に従って移り住んだ中級武家の住宅。
この瓦の組み立て方は岩国のみでしか見られない貴重なものだそうです。
確かに不思議な組み合わせ方だ…!
庭に三椏(みつまた)が咲いていました。
和紙の原材料。
岩国城
岩国藩初代藩主の吉川広家が築きました。
しかし完成から7年後、一国一城令により徹底的に破壊されてしまいます。
実は破壊を逃れた石垣も残っているらしく、ガイドさんが時々案内を頼まれると言っていました。
私も一目見たかったのですが、時間が足りず今回は諦めることに;;
最上階からの眺め。うっすら瀬戸内海が見える。
瓦の残骸??
空堀跡。とても大きくて立派!
現在の岩国城天守閣は昭和37年に復元されたもので、錦帯橋からも見えるように、旧天守台より南側に移動しています。
そこは歴史より景観重視なのね…仕方ないとは思うけど。
旧天守台
石を切り出した跡。
城を見終わった後、ボランティアさんとはお別れです。
楽しくて分かりやすいガイドをありがとうございました!
吉川家墓所
敷地が広く、まるで迷路!
初代藩主 吉川広家のお墓はちょっと山に入った所にあります。
何故か写真がめっちゃ傾いてる…。???
お墓のすぐ横には「みみずく」の手水鉢。
茶人の上田宗箇から、桜の返礼として広家に贈られたもの。
ちょっと不気味可愛い?
吉川史料館
私が行った時は「吉川元春とその時代展」が開催されてました。
展示の中で印象に残ったものを…。
山中鹿之介絶筆(遠藤勘介宛)
上月城で籠城するも降伏。護送中に毛利輝元の家臣に殺害される前の書状。
「長い間籠城の苦楽を共にし、とても感謝しています。これからはよい主君に仕えてください」
吉川経家書状(経家の子ども宛)
豊臣秀吉による兵糧攻め「鳥取の渇殺し」に耐えられず、降伏した際の遺言状。
「自分が切腹する事でたくさんの命を助け、吉川の名をあげました。幸せの物語として聞いてください」という感じの内容でした。(うろ覚えですみません…)
子供たちにわかりやすいよう平仮名で書かれていました。
幸せの物語という表現が胸に突き刺さりますね…。
遺言状は他にも広家宛、家臣宛のものがあります。
小さな館内でしたが見応えのある展示品ばかりで大満足。
まさか山中鹿之介の書状と兜があるとは思っていなかったので、嬉しい誤算です!
厳島神社
岩国から電車で20分ほどでフェリー乗り場に到着。
前回来た時は見事な干潮だったので、今回は満潮狙ってリベンジ!
…はい。見事な干潮ですね;;;;
岩国見所があり過ぎて、つい時間オーバーしちゃいました。てへぺろ☆(・ω<)←
この島では1555年、毛利元就と陶晴賢の間で厳島の戦いが行われています。
神聖な地を血で穢すのは、当時かなり衝撃的な事だったのでは。
大鳥居には月と太陽の紋があります。(太陽は撮り忘れた…)
鬼門を封じる為に東側に太陽を、対極に月を刻んだそうです。
陰陽道ですね。
御朱印の列に並んでたら見つけた。
百万一心〜〜!
30分並んで念願の御朱印をいただきましたよ。力強くてかっこいい字。
帰路
新幹線で食べる駅弁って何でこんなに美味しいんだろう。しあわせ…
最後に
歴史ある街ではガイドさんに案内してもらうのが1番楽しめますね。
沢山面白い話が聞けるので、今度からメモ帳持って行こうと思いました…!
広島は行きたい所が多過ぎて、一泊二日じゃ全然足りないと改めて実感できる良い旅でした。
是非また行きたいです。