京の軌跡スタンプラリー弐に参加した話~よりみち編~
大覚寺
嵯峨天皇の離宮として建立されました。
いけばな発祥の寺で、「いけばな嵯峨御流」の家元でもあります。
大沢池
冬の引き締まった冷気と相まってとても気持ち良かったです。
ちなみに日本最古の人工の林泉だとか。
宸殿
徳川秀忠の娘が女御御殿の宸殿として使用していたもの。
蔀の金色の蝉の装飾が個人的に気に入っています。
フォトスポット
わ~!!!膝丸~!!いつになったらうちの本丸に来てくれるのやら;;
勅封心経殿
嵯峨天皇、後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、光格天皇が書写した般若心経が納められています。
中でも嵯峨天皇の写経は、818年に大飢饉による疫病が流行した際、空海の勧めで嵯峨天皇自ら般若心経を浄写したもので、たちまち疫病が治まったとか。
60年に一度開封されるのですが、来年2018年がまさにその年!!
これを逃したら生きてるうちはもう拝めない気がする…ぜひ一度拝見してみたなあ。
村雨の廊下
こういう建物と建物を繋ぐ回廊が好きで、つい写真撮りまくっちゃいます。
天井の造りが低く、「昔の人は身長低かったんだなあ」と思っていたら、どうやら刀や槍を振り上げられないようワザと低く作られていたようです。なるほど。
戦利品
ずっと食べてみたかった大覚寺銘菓「御所の雅」。
噛むとじゅわっと口の中で溶ける、とても雅なお菓子でした。
峩山般若心経香
お値段結構するので今回は諦めようと思ったのですが、やはり諦めきれず引き返して買っちゃいました(笑)
今まで買ったどのお香よりも強力な香りで感動です~!
北野天満宮
三光門
門の由来は彫刻の中に日、月、星がある事によります。
日と月は見つけたのですが星が見つけられず…。
調べてみると星は実際には刻まれておらず、夜空に輝く北極星を指す説があるみたいですね。興味深い。
宝物展
兄者との再会!!
前回宝物館間に合わなかったのですが、今回ばっちりリベンジ決めれましたよ~!
館内はスマートフォンでの撮影OKでした(カメラでの撮影は禁止)
その中で気になった展示物をいくつか。
太刀(号 鬼切丸)
平安時代後期
反り具合がとてもかっこ良く、威圧感がありました。
鞘の部分に英字シールが張られていてビックリしましたが、これは第二次世界大戦時に金属回収に出され、戦後無事に戻ってきた証だそうです。
溶かされなくてよかった~;;
なんて書いてあるんだろう?
脇指(銘 猫丸)
室町時代末期
猫大好きなので、名前に釣られました(笑)
藤原道真が刀を壁に立てかけていた所、走ってきた猫が当たり、胴体が真っ二つに切れたところから「猫丸」と名付けられたとか。
脇指
江戸時代中期
見た目のインパクトがすごい!まるで包丁みたい。
刀(太刀)
桃山時代
豊臣秀頼公が奉納した太刀。鞘に装飾されている松と梅が美しい。
太刀
昭和時代(1927年)
太古のような装飾が素敵で綺麗です。
平家一門の宝刀「小烏丸」と作り込が似ているところから小烏丸造りと呼ばれています。
高桐院
京都に来たら必ずと言っていいほど訪れてしまう場所で、今回も来ちゃいました。
細川忠興が創建した寺院。庭には忠興と細川ガラシャのお墓があります。
私の一番のお気に入りスポット。室内から見るお庭は心が落ち着きます。
10回以上ここには来てるのですが、今回ついに御朱印を頂きました!
とても感慨深いです。
刀の事をもっと勉強して、鑑賞の仕方とかが分かるともっと楽しめるんだろうなあと痛感した旅でもありました。
さっそくアマゾンで本を注文したので、読み込もうと思います!